兵庫維新八策 07

兵庫維新八策 兵庫から日本を改革

7.防災、危機管理体制の強化と、治安のさらなる向上

住民生活の安心安全を担保するため、阪神・淡路大震災の教訓やノウハウを活かし、地域防災力を高める取り組みを強化していきます。
また住民の安全で安心な日常生活を守るための治安のさらなる向上も重要な課題であり、防犯カメラの増設や、特殊詐欺をはじめとした新たな犯罪から身を守るための政策を推進します。

  • 未曾有の災害に備え、防災マニュアルや兵庫県地域防災計画、南海トラフ地震防災対策推進計画の策定を適時、見直し。また災害発生時に迅速かつ安全な避難や災害弱者へきめ細かい対応ができるよう、阪神・淡路大震災の教訓を活かした地域の防災組織の機能強化
  • 避難先は体育館のみならず、公営住宅の空き家活用、民間賃貸住宅の積極的活用といった要配慮者に対しての備えや、仮設住宅の設置などに関しては広域的な視点から県市の連携を進めた防災機能を強化
  • 避難所での授乳スペースや更衣室の確保、また女性用品の適切な配布など、女性に配慮した避難所のあり方の見直し。また、災害時には女性や子供に対する犯罪が起こるリスクが高まることから、防犯意識を高める取り組みを推進
  • 学校やコミュニティーセンター、公園など公的施設の避難所について、災害発生時における運営を円滑に進めるため、備品・備蓄の充実や、通信手段に必要となる非常用電源の確保等インフラ面や耐震対策を強化
  • 災害発生時には避難所情報はもとより、水道・電気などのライフラインに関する情報や、学校園をはじめとした行政施設の運営状況など市民に必要となる多種多様な情報を正確かつ適切なタイミングで発信。SNSを活用したプッシュ型の発信や、HPの表示順序を変えるなどのプル型情報への適切な誘導など、ICTを効果的に活用した情報発信の仕組みを充実
  • 防災コミュニティの高齢化に伴い、実態の把握や若い世代の啓発と後継者育成
  • 消防局及び消防団のIT化・DX化について、マイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化、救急現場からの情報の取得・デジタル映像の保存と検証の実施、事務処理の作業効率化、デジタル人材の育成などを推進
  • ドローンを活用した災害監視体制の強化と、県民への迅速かつ適切な情報発信
  • 橋梁や堤防などのインフラ設備の老朽化対策や、豪雨災害を想定した排水設備等を整備
  • 災害時の被害を最小限に抑えるための無電柱化・共同溝建設及び下水管の耐震化
  • 弾道ミサイルの爆風などから直接の被害を軽減する対処として、避難経路や緊急一時避難施設の確保・充実を。Jアラート(全国瞬時警報システム)が発動した際の取るべき行動について、国とも連携した県民への周知徹底
  • 防犯カメラの増設や活用するシステム整備、また見守り活動やスマホ等を利用した啓発活動の充実。また県警や地域住民との連携を着実に進め、犯罪被害の防止や発生時の迅速な対応強化
  • 超高齢化が進む中、消費者が悪質商法のターゲットにされないよう訪問販売や電話勧誘販売、またSNS等のインターネットを通じた通信販売の勧誘等に関する被害に対処するための実効性のある対策、啓発を促進
  • 新設する消防署に関しては、交流・学び・憩い・賑わいの観点から、住民が気軽に利用でき地域に愛される開かれた空間の有効活用と複合施設としての整備