兵庫維新八策 02

兵庫維新八策 兵庫から日本を改革

2.兵庫の経済成長戦略と、文化・スポーツの振興

異なる歴史文化や気候風土を有する旧五国からなる兵庫の多様性を活かした観光政策、高度なものづくり産業や地場産業の育成を強化し、地域経済の活性化と雇用を促進します。

経済成長

  • 大阪・関西万博と夢洲IRを控え、西日本・九州ゴールデンアライアンスが設立されたことで新たなゴールデンルートが形成。これを活用した兵庫県下・神戸以西の魅力を積極的に発信・プロモーションし、経済波及効果を最大化
  • 「兵庫県域の大阪湾ベイエリア活性化基本方針」に基づき、同エリアに世界から人・モノ・投資を呼び込み、経済・社会活動のイノベーション創出を図るなど、新たな産業やビジネスモデルが立ち上がる創造的なエリアとして具体的な施策を推進
  • ひょうご神戸スタートアップ・エコシステムコンソーシアムにおいては、京阪神の自治体、経済団体、大学、民間組織などの連携を強化しながら、グローバル拠点都市として、より多くの民間投資を喚起することができるスタートアップの創出
  • 国際機関や領事館、またMICEに関しては都市ブランド向上、経済活性化の観点から兵庫県、神戸市、経済団体、観光局(DMO)が一体となり、役割分担・機能強化の方向性を定める戦略的な誘致
  • 大型放射光施設SPring-8をはじめとする播磨科学公園都市、世界最速のスーパーコンピューター「富岳」、そして2026年に整備予定の量子コンピューター施設など、世界的な科学技術基盤の集積を推進。国内外から高度な人材や資本を呼び寄せ、産官学連携による基幹産業の強化による地域の強みを最大限に活用し、科学技術の進化に貢献するプラットフォームを構築
  • 最先端の研究開発を支える国際水準の大学や研究機関等が多数立地する強みを活かし、今後、発展が予測される業界や成長分野を中心に戦略的な企業誘致と、新たな雇用・税収の創出
  • 神戸医療産業都市の国際競争力をさらに高めるため、関連企業や海外主要クラスターとの交流・連携強化。また研究機関や大学との共同プロジェクトの拡大、国際的な医療カンファレンスやイベントの誘致、海外市場への進出支援など、医療産業のグローバルハブとして確立し、国内外からの医療関連投資と専門家の誘致を促進

観光・地域活性化

  • 観光地点数が939件と全国でも最多を誇る兵庫県であるが、宿泊数は低い水準に留まっている課題に対処するため、各観光地の規模や魅力、利用者のニーズを改めて見直し、滞在型観光を促進することで地域経済を活性化
  • クルーズ船で訪れるインバウンド観光客の地域経済への利益創出と還元を促進するべく、観光施設の充実、地元特産品や文化の紹介、地元の観光ガイドを活用した安全で魅力的な体験型ツアーの提供など、官民連携で着地型観光を推進
  • 多様性のある兵庫の価値や地域の魅力を活かすため、発信する情報や媒体、ターゲットを明確にした発信を強化し、各自治体の都市ブランド力を向上
  • 県内のJR赤字路線に関して、路線の維持・存続に向けて、周辺自治体との協力による国への関与を強め、利用促進策と利便性向上、沿線の活性化を図るなど、単なる交通手段の提供を超えて、地域全体の発展や生活向上に寄与する総合的な取り組みを強化
  • 兵庫県の伝統芸能や音楽などの文化振興を推進し、これらを国内外に発信する取り組みを強化。併せて県内各地に埋もれている歴史的価値のある建造物や、景観、民俗芸能など、様々な歴史文化資源を活かした観光施策や地域活性化策を推進
  • 市民社会を支える大切なNPO法人の活動を支援するため、ふるさと納税の指定寄付先の対象にNPO法人を加える条例(要綱)修正を行い、NPO法人への寄付を促進

空港・港湾

  • 神戸空港の国際化・国内線の増便により、官民連携を強化し、教育旅行や企業インセンティブツアー、県内企業の海外展開、MICE誘致など、ビジネスでの空港利用を促進。また、県内主要都市との直通リムジンバスなどを通じた交通ネットワークの拡充に向けた取り組みを推進し、空港と地域とのシームレスな移動を確保
  • 関西3空港懇談会における神戸空港、関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港の一体的な航空戦略のもと、役割の最適化。また神戸空港の国際化に向け四国、中国方面を含む神戸市以西の新たな空港利用者の開拓に努め、関西全体の需要拡大への貢献
  • 国際コンテナ戦略港湾の一つである阪神港(神戸港)の生産性向上のため、港湾におけるAIやIOT、遠隔操作RTGの導入、サイバーポートを積極的に活用し、官民連携による国際競争力強化

中小企業対策

  • これまでの企業を延命させる補助金行政による経済対策を見直し、企業の健全な切磋琢磨を通じて地域経済の活性化を実現
  • 県内の中小企業は、原材料価格の上昇や人手不足などの厳しい状況に直面しているため、中小企業の雇用を保持し、事業の継続をサポートするために、細やかな支援策を展開。業種や事業の性質、規模に応じた支援策を提供し、中小企業が必要な支援をスムーズに受けられるよう、新たな支援策を検討し、既存の支援策の期間延長や条件緩和、手続きの簡素化などを国に要望
  • 県内の中小企業のDXを推進するための支援制度の継続や拡充、またデジタル人材の確保・育成や活用支援、またサイバーセキュリティへの対策強化などを行い、生産性の向上や新たな付加価値の創出
  • 保証協会の体制強化、保証料の軽減など、企業が民間融資を受けやすい環境の整備

農漁業・地場産業

  • 「農家と消費者のための農業」への大転換、大改革。生産性や品質を高める農業者を支援し、県内で生産される農林水産物のブランド戦略を強化。「稼げる農業」を推進すると共に、中山間地や家族経営の農業の持続的な営みを可能とする農政の展開
  • 県内の農業の担い手の確保、遊休農地の発生防止と解消、また農地の効率的な活用や、6次産業化、ロボット技術やAI・IoTなど先端技術の活用によるスマート農業など次世代型農林水産業を促進
  • 農業生産条件不利地域の農林漁業者に対する最低所得補償制度(直接払い)の導入
  • 日本海と瀬戸内海に面した兵庫県の漁船漁業・養殖業の維持・発展を支えるため、海洋ごみや汚染の削減、海と沿岸の生態系を回復させる施策や、環境に配慮した護岸整備を推進。また播磨灘・大阪湾西部の適切な水質保全にも取り組み、次世代に豊かで美しい海を守り、地域経済と自然環境の保護の両立

スポーツ

  • 2026年に予定されているワールドマスターズゲームズ関西に向けて、スポーツの振興を促進し、国際スポーツ都市としての兵庫の魅力を広く発信。また地域周遊を促進し、市民交流や経済の活性化を図り、大規模なスポーツイベントを通した兵庫県のスポーツ文化の発展に寄与

リカレント教育

  • 社会人が職業上の新たな知識・技術を習得し、日常生活においての教養を身につけるなど、学び続ける機会を提供するリカレント教育を推進すること。また職場でのスキル向上トレーニング、オンラインコース提供、地域での学習セッションの拡充などを通じて、人々が夢や目標に向かって学び続ける文化を促進